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お友達も何もいないので、常に募集中です。
結構、色々な分野に興味があります……
オカルト、グロ、何でもござれ。
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瑠璃色の空に浮かんだ三日月
永久の夜 輝き続け
満ちることを知らない
彷徨い続けても果てが見えない
血塗られた生
消えることない渇きを抱いて
歩き続ける
久遠の闇は癒えることなく
赤い雫を滴らせ笑う
朽ちることないこの身体は
時の流れの中を
ただ揺蕩うだけ
闇を溶かしたローブを纏って
一人旅 夢の中
幻を見続ける
愛しきものをこの手で壊して
それでも生きて
疼く血の本能に掻き乱され
紅色に惑う
罪を身体に刻み込んで
呪われし命を引き伸ばす
甘い蜜は呪縛に満ちて
この身を捕らえて
放しはしない
覚めない悪夢 黒い夜に
痛みを知った
紅の私を灼く 終わりの
浄化を願った
綺麗な月光照らす血溜り
刃を抜いて十字の傷を抉った
終わることなく罪深き生を
繰り返すこと
それが贖罪
積み上げてきた嘘が崩れ
剥き出しの心が見えた
また新しい戯言を重ね
果てない未知を歩き出した
その震える感情に
眼を背けて笑う
迷うなら 壊せばいい
躊躇わずに強く
崩れたら 終わりだろう?
結末は見たくない
闇を見つめてふと思った
言葉に真実などないのだと
偽りの微笑みを信じ
騙し騙されて生きている
愚かな愛情に惑い
身を委ねるくらいなら
貫いて 砕こうか
臆病なこの身体
壊れたら 見えるかな?
暗闇に咲く花
叫んでも届かずに
虚空へ消えゆく
揺らいでは立ち尽くす
光が見えなくて
迷うなら 壊せばいい
何もかもすべて
崩れたら 終わるだろう
偽りに消えていく
貫いて 砕こうか
偽りをすべて
消えたなら 見えるだろう
一輪の白い花
鈍く煌くナイフを片手に
君の元へ向かおう
歪んだ愛を見せてあげる
降り積もる疑惑はいずれ
確信に形を変えて
裏切りの代償は残酷に
美しくて鮮やかな紅は
罪の証明
モザイクを描いて 君を壊して
熱い欲望を曝け出そう
脈打つ鼓動心に刻んで
君とサヨナラしよう
誰にも奪われないように
昏い刹那の衝動は真実
愛情の裏返し
生まれた悲劇は止まらず
紅に染まる君の悲鳴
狂気を満たす
継ぎ接ぎの想い 愛を壊して
血濡れのナイフに手を触れた
君を腕の中抱きしめて
そっと囁き続ける
「これで君は僕だけのもの愛しているよ」
モザイクだらけの意識は
ずっと壊れたままで
君と僕以外のすべてに
モザイクをかけて
紅のナイフに手を伸ばす
吹けば飛びそうな 偽りの世界の中
偶然逢った君は 硝子細工の花のよう
嘘など知らないような 無邪気な
笑顔が突き刺さる
砕けた硝子の破片 危うい
僕の世界を壊して
儚い君は僕の心を傷つけた
何も知らないままで
触れれば消えてしまいそうな
遠くて近い君に僕は
夢で手を伸ばす
鏡の迷路のよう 幾重にも見える感情
君に恋焦がれて 面影を求めて彷徨う
空虚なこの心に 透明で綺麗な
オルゴール鳴り響いて
届かぬ思いだけが 砂のように
積もって零れる
割れた硝子は映る君の微笑を
醜く歪ませて
愚かな欲に駆られた僕は
破片を握り締めた
乱れる心のまま 透明な世界を
走り抜ける
がんじがらめの僕を君の笑顔が縛る
穢れなく美しい君の存在が
唯一つの世界を壊した
偽ることのできない僕の心は
止め処なく廻り続けて
愚かで弱いこの僕は
君を想い求めて
硝子の世界で手を伸ばす
くだらない遊びなど役には立たない
愚かな馴れ合いなど必要ない
目指す欲望へ脇目もふらず
進むべきは茨の道
苦しむことこそ本望
支配こそすべて
頭上に抱いた茨の冠は
至高の王者の証
弱いものは切り捨ててしまえ
慈悲などいらない
尽きない欲望が齎す
地獄絵図
孤高に生きることこそ美しい
己の力以外あてにならない
裏切って騙し合い争いの果てに
進んだのは修羅の道
赤い絨毯に骸を積み上げ
玉座で飲み干すは血の葡萄酒
頭上に掲げた茨の冠は
刹那の栄光の印
感情など放り出してしまえ
足枷となるなら
揺るがぬ自信が齎す
阿鼻叫喚
心に絡んだ茨の鎖に
染み込んだ赤色涙
握り潰した心臓は誰のものなのか
頭上に抱いた茨の冠に
輝く支配の証
至高の王に跪くがいい
愚かな者どもよ
果てない欲望が齎す
茨の枷